はじめまして
はじめまして、産業保健師の木村です。
産業保健師です、とお話すると
「看護師と何が違うの?」「産業保健師って何?」「何で産業保健師しているの?」
という質問をよく頂きます。
はじめましてなので、今回はよく聞かれるこの3つの質問にお答えしたいと思います。
「看護師と何が違うの?」
そもそも看護師と保健師は別の資格です。
国家試験も別です。
看護師・・・病気やけがで療養が必要な人の世話や医師の診察補助を行う医療従事者
保健師・・・病気の予防や健康増進活動を行う専門家
看護師も保健師も専門家には変わりないのですが、保健師は病気の予防が専門です。
「看護」というのは保健師にとっても基礎の部分で、現在は保健師免許を取得するには看護師免許を取得している人が条件になります。
「産業保健師って何?」
私たち産業保健師は主に企業=産業の場で事業場の従業員の方の健康管理を行っています。
学校には保健室がありましたよね?
会社版の保健室としての機能と思ってもらえるとわかりやすいかもしれません。
従業員からの健康相談や、健康診断結果に基づく指導、けがの応急処置などを行います。
産業保健師、とういう資格ではなく、産業の場で活躍する保健師を産業保健師、といいます。
「何で産業保健師しているの?」
これは本当によく聞かれます。
「何で病院じゃないの?」という質問とだいたいセットです(笑)
育った環境などもあると思ますが、
一番は「病院にお世話になる前になんとかできないか?」と思ったからです。
学生時代から私たちは病院に実習に行かせてもらって勉強しますが、
「健康であること」=普通のことだと考えている方がほとんどで、
病気やけがをして初めて健康のありがたみがわかったとおっしゃる方がとても多かった。
医療の力が必要な時は、もちろん医療の力を借りるべきだと思います。
でも、そもそも医療の力を借りなくても大丈夫、医療の力を借りる時も最小限にできるといいよね!
と思っています。
はじめましてが長くなってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございます。
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