自分の「疲れ」に気づいてますか?
みんなの健康管理室
産業保健師の木村です。
新生活もそろそろ1か月。
少し余裕も出てきたでしょうか?まだまだ慣れずに大変でしょうか?
大型連休を楽しみにしている方もいますよね。
旅行に行くもよし(感染対策をお忘れなく)、ゆっくり過ごすもよし、新しい生活で緊張が続いていたと思いますので、
是非、それぞれの方法でリフレッシュしてくださいね。
大型連休が楽しみな一方、疲れがどっと出てしまう方もいらっしゃいます。
何故でしょう?
新しい環境についていけない
特に新入社員の方は、学生時代と比べ環境が激変していますよね。
転勤や単身赴任、異動になった方も環境が大きく変化しています。
新しい人間関係の構築が難しい
新しい職場だからと気負ってしまう事も多いと思います。
本当は質問したいけどなかなか聞けない、職場の雰囲気になじめない、学生時代との人間関係の違いに戸惑うなどなど。
理想と現実のギャップが埋めらない
思い描いていた生活や環境と違うことは多々ありますが、入社前と入社後のイメージが違ったり、
異動先で自分のキャリアを活かせないと感じたり。
期待やギャップが大きいとなかなかその差を埋められない事も多いようです。
などなど。こんな事がいわゆる「5月病」の原因になると思います。
この1か月を振返って、思い当たるふしがあるようでしたら、少し休息を。
前回のブログにも書いていますが、
「起きる時間」・「寝る時間」・「食べる時間」に大きくずれがないように。
それから、悩みを人に話したり、オンオフの切り替えをしっかり意識してみましょう。
解決ができなかったとしても、口に出したり人に話しを聞いてもらうだけで気持ちが楽になることもあります。
また、早く新しい職場での仕事を覚えたい!という気持ちから、仕事の事を考えがちですが、
仕事以外の時間は自分の好きな事に時間を使ったり、仕事から離れましょう。
運動もおすすめです。
なにより、五月病は誰でもかかってしまう可能性のあるものです。
もし、連休明けに「やる気がでない」「なんとなく気分が落ち込む」ということがあれば、
怠けてしまっているのでは、なんて考えず
「自分は今、環境の変化で疲れているかも」と考えて、生活習慣を整えたり、
自分なりのリフレッシュ方法を試したりしてくださいね。
それでも長引く場合は、会社の看護職に相談してみてください。
会社に看護職がいない場合は、まずは近くの先輩でもOKです。
一人で抱え込むことがないようにしてくださいね。
「●●について知りたい!」「〇〇はどうだろう?」などのリクエストやお仕事の相談は、
お問い合わせからお気軽にご連絡ください。
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