産業保健職を目指す皆さんへ

みんなの健康管理室
産業保健師の木村です。

 

まだまだ寒い日が続いていますが、体調はおかわりありませんか?
一部、ピークアウトが見えてきたとの報道もある新型コロナの感染も収束まではまだ時間がかかりそうです。
新型コロナ以外にも、RSウイルスやノロウイルスなど冬に流行する感染症を防ぐためにも、
基本的な感染対策を実施していきましょう!

 

さて、前回のブログで「産業保健職に求められること」について書いたところ、
予想を超えた反響があったので、私がこれまで採用に関わった際にどんなところを重視していたのか
これまた私見を少しお話できればと思います。

 

 

一番は、先日のブログで書いた通りその企業の従業員としての資質があるかどうかということです。
どんなにスキルが高くても、その企業の従業員として合わなければ、その企業の一員として働くのは難しいからです。

 

もう一つは、「自分が勉強できる事」が最優先になっていないです。
「産業保健の経験を積みたい」「産業保健を勉強したい」とお話くださる方はたくさんいらっしゃいます。
きっと、「未経験だけど積極的に勉強します!」という姿勢の表れなんだろうと思いますが、
企業というのは原則として営利を追求する組織です。

平たく言えば利益を出してナンボなので、直接的でなくても利益を生む人を企業は採用します
厳しいようですが、勉強をする事が第一目的であれば学校に行くべきだと思います。

ただ、勉強したいという気持ちそのものを否定しているわけではなく、
むしろ仕事を通して勉強したこと・勉強になったことを還元していきたい!という気持ちは持ってもらいたいな、と思います。

 

特に未経験で産業保健職にチャレンジしたい!という方は、
「自分が勉強できる事」が優先になっていないか相手にそう思われるような伝え方をしていないか
考えてみてください。
そして、今の自分のスキルでこんな部分が応募先企業の役に立つ、という事を伝えてみてください。
それだけでも産業保健職としてのキャリアスタートが切れる可能性は高まると思います。

 

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お問い合わせからお気軽にご連絡ください。

 

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